たぬきで有名なのが、日本で店先や庭で見かける信楽焼の狸です。
最初に造ったのは、狸庵の初代藤原銕造で、京都で見た腹鼓狸の姿を
縁起物としてやきもので作ったのが始まりといわれています。
また、全国に知れ渡ったのは意外と遅く
昭和26年の昭和天皇の信楽行幸の時に狸たちに旗を持たせて歓迎したのを
昭和天皇はこれをたいへん気に召され、
「をさなどき あつめしからに なつかしも 信楽の狸をみれば」
と詠まれてからといわれています。
たぬきの体や持ち物についても縁起がかつがれています。
笠:災難よけ
目:大きな目で正しい判断
顔:大きな顔で愛想良く
徳利:徳を利する、利は徳についてくる
大福帳:信用
腹:決断力
金袋:大きい程金が入る
尾:太く大きく締めくくる
などのいろいろな縁起がかつがれています。
他には語呂合わせで「他を抜く」、
どろぼうが化かされるのをいやがるので泥棒よけ
などの御利益もあるといわれています。
狸
貯金箱、傘たて、小便狸
サッカーボール、ふくろう、表札付き
純金ストラップ